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秋の高山祭~Ⅱ~

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高山祭は、日枝神社例祭として4月に行われる“春の山王祭”と、櫻山八幡宮例祭として10月に行われる“秋の八幡祭”とがあります。
祭りを執り行う神社が異なるため、春と秋では開催地も、屋台も違います。
写真でよく知られる赤い欄干と桜と屋台の取り合わせは“山王祭”ですが、秋は桜山八幡宮の境内で「からくり奉納」、表参道を出発地とした「御神幸(祭行列)」、表参道の「屋台曳き揃え」、「屋台曳き廻し」、「宵祭」が行われます。
「屋台曳き廻し」は、秋祭りの初日の昼間のみの行事です。

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朝から露天風呂を堪能。う~ん、気持ちいい~♪
ホテルにて朝食

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「からくり奉納」は午前と午後に1回ずつ。それを見るため、桜山八幡宮へ向かいます。
ちょうど「御神幸」の始まる時間なので、表参道は人込みでごったがえし。その人たちをかき分けながら境内に到着。
40分以上前に着いたにも関わらず、既にかなりの人が集まっていました。
その後、どんどん人が入ってきて、あっという間に境内はいっぱいになり、通行止めに。
身動きするのも憚られるほどの人垣なうえ、晴天のためジリジリ照りつけ、立っているだけで汗が流れてきます。とにかく暑かった・・・

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からくりを演じる布袋台は、操り手綱36本を8人で操る、精緻巧妙なものです。
男女二人の唐子が五本の「綾(アヤ)」と呼ばれるブランコ形のものを回転しながら飛び伝い、機関樋の先端で布袋の肩に乗って喜遊すると、布袋が軍配を一振りし「和光同塵」と書いたのぼりが出てくるという構成です。

つまり、人形が離れた綾を次々と移ったり、布袋の肩にバランスよく乗り、首を降ったりするのですが、糸も何もない空中を移動するのです。

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こうやって見ると、かなり離れているのがわかります。

いったいどういう構造になっているのか。磁石?うーん・・・
36本もの手綱を操っているというのも凄い。単純に考えても、一人4.5本操作しているわけで・・・

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奉納が終わり、通行止めも解除されたので、桜山八幡宮にお参りです。

境内から降りた表参道には、屋台が曳き揃えられています。

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≪大八台≫
屋台飾りには両端に八幡、春日大神を表す大金幣束。御所車の直径は高山の屋台の中では最大の1.56m。

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≪宝珠台≫
乗っているのは雌雄一対の亀ということですが、亀??すごい顔してます(笑)

Sany01431 下段の彫りも素晴らしい。

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Sany01491 ≪豊明台≫

屋根飾りの大鳳凰と宝珠、上段の菊花彫刻、中段の牡丹彫刻、中段の白彫りの十二支の彫刻、下段の唐獅子、御所車など、華麗な屋台です。

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≪金鳳台≫
飾り人形は人功皇后と武内宿禰。武内宿禰が抱いているのは応神天皇。

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≪神楽台≫
曳き廻しや宵祭の際は、屋台行列の先頭に立ち、大太鼓を打ち鳴らし、獅子舞が付随します。

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≪仙人台≫
屋根飾りには極彩色の剣巻龍。この屋台のみ、唐破風の屋根です。

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≪鳩峯車≫ 
見送り幕、胴掛け幕は綴錦織の高価なもの。描かれているのは、明人遊苑図。

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≪行神台≫
祭神として、役小角(役の行者)の飾り人形を祀っています。

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≪神馬台≫
神馬と白丁二人の飾り人形。中段の紫鱗紋織出しの大幕に左右側面に2個づつ後面に1個の般若面の大きな刺繍があります。
下段四隅の丸柱には、青龍刀を付け四神旗をかけています。

どれも、とても華麗な屋台です。青空に映えてさらに美しい。

そうこうしている内に、ランチタイム。
“高山ラーメン”を探していると、行列ができているお店がありました。

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≪やよいそば≫にて。
"高山ラーメン”は、玉ねぎ・にんじん・キャベツ・はくさいなどの野菜に、鶏ガラと鰹節で風味付けしたスープに、醤油を直接入れて味付けします。

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麺は平打ちの縮れ細麺。具は叉焼、飛騨葱、メンマ。
しつこくないので食べやすいのですが、個人的には、麺とスープが合っているのかな?という感想。でも、こってり系じゃないのは嬉しい。

食事の後は、三町へ行ってみました。高山といえば、ここですね。

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通りの両側には、軒を連ねる出格子の街並みが続きます。

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お土産を買い込み、そろそろ「御神幸(祭行列)」が始まる頃なので、表参道へ戻ります。

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この「御神幸」は神輿・獅子舞・大太神楽・雅楽・闘鶏楽・裃姿の警固などの行列で、国の無形民俗文化財にもなっています。

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烏帽子・狩衣・袴の正装で、笙や篳篥、龍笛、楽太鼓、鞨鼓、鉦鼓で奏する姿は、王朝時代の絵巻物さながらです。

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家紋を染め抜いた裃に、一文字笠、白扇、印籠、杖、紙緒草履、姿の人たちは、屋台警固の人々。
高山の家では、裃を礼服の一つとして、各家で持っているそうです。しかも、印籠まで身につけているこだわりには驚きです。
手に持っている籠には、氏子の方がおひねりを入れていました。
その土地ならではの風習っていいですね。

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獅子も、氏子の家の前で舞います。
子供のころに住んでいた所でも、秋祭りには大きな獅子が家の中まで入ってきていました。家で舞ってもらったあとは一封を渡していましたが、ここでも塗盆に載せて渡していました。

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あれれ、今日は屋台曳き廻しは無いはずなのに・・・と思いましたが、布袋台のみあるようです。この辺りでからくりも動かすようです。

高山祭は、思ったより観光し過ぎておらず、氏子の人たちが大切に継承しているお祭りでした。

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幕がかけられた町の風景もいいですね。

仏ミシュランの実用旅行ガイド「ボワイヤジェ・プラティック・ジャポン」では、高山は必見の観光地として3ツ星を獲得しています。
その影響もあるのか、町中にも、途中の電車も、海外からの旅行者がたくさんいました。
今、日本の地方が海外からの旅行客に人気とは聞いていましたが、実感です。

さて、高山祭を後にし、翌日に向けて移動です。
明日は富士なので、南伊豆の温泉旅館で宿泊です。

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安房トンネル付近は、綺麗に紅葉していました。
ついでに紅葉狩りもできてラッキー♪
今日は上高地も美しい景色に恵まれたことでしょう。

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コメント

飛騨高山の山車、ほんと、美しいですね。私も一度みたきり
ですが、特におおきな車輪のみごとな漆塗りと装飾は逸品です。

京都、祇園祭の曳山でさえ、全然かないませんわな・・・。
(装飾に対する考え方がちがうといえば、それまでなのだけれど・・・)

あ~、またみにいきたいなぁ~
(曳山祭りマニアのひとりごと・・・)

常夏さんも、山車お好きでしたか。美しくていいですよね。
高山の山車は、祇園祭のそれよりいいのですか?
祇園祭は毎年行こうとして、未だ実現していません。
来年こそは・・・

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