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映画『ある侯爵夫人の生涯』

故ダイアナ妃の直系の祖先にあたる女性、ジョージアナ・スペンサーの実話を映画にしたという「ある侯爵夫人の生涯」を観てきました。

ジョージョアナは17歳で裕福な侯爵と結婚するのですが、求められているのは世継となる男の子を産むことだけ。
産まれる子供は女の子。男の子は流産してしまいますが、勿論侯爵は女の子には関心を示さず、男の子を産まなければ“契約”を行使していないとまで言われてしまう。
おまけに、侯爵は同居することになったジョージアナの親友である女性を愛人にし、外出も食事も一緒という生活を強いられます。
こんな二人に愛などあるはずもなく、ジョージアナも愛人をつくり・・・

というストーリーですが、故ダイアナ妃の・・・と言われて特別なような気がしてしまいますが、女性が世継を産む道具でしかないというのは、この当時の格式ある家柄では普通の事だったのでしょう。日本でもそうでしたし、現代でもその傾向は残っていますね。
侯爵家と王族とでは多少違うでしょうが、少し前に観た「ブーリン家の姉妹」にしても世継をめぐってから起こった事でしたし、ヨーロッパの貴族社会では似たような話は見られます。
夫婦は愛のない生活で、お互い愛人をつくっていたという話も貴族社会では一般的だったようですし、ジョージアナが特別ということではなかったはず。
ジョージアナの場合は、社交界の花形であり、政治活動にも顔を出し(文字通り顔を出すだけですが)、愛人が後に首相となる人物というところに、話題性があるのかもしれません。また、一般の人たちの話題にものぼり、新聞にもかき立てられるくらいだったところが、「行き過ぎ」だったのかもしれません。
それにしても、侯爵と愛人の間にも(映画には描かれていませんが)、ジョージアナと愛人の間にも子供がいて、子供と一緒には暮せなくても、出産後も侯爵家に戻れ、社交界にも戻れるというのは、ちょっと信じられませんね。それだけよくある事だったということでしょうか。
地位や家柄や経済力と愛とは、相反するものなのでしょうか・・・
余談ですが、生まれた男の子は生涯独身だったようです。

衣装とメーキャップは、シャネルが担当していて、とても素敵です。
また、美しい英国の景色、お城のような貴族の屋敷や調度品、食器類などは、観ていて楽しく、悲痛なストーリーをやわらげてくれます。

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コメント

ちょっとヘビーな映画ですね
でも日本もそこまでではなくとも似たようなもんですかね
だだ、そんなことにならないで、知ることも無く
一生いい関係の夫婦は羨ましいかも
他になんにもいらないなんて相手
お互いを尊重しあえる相手と巡り合えたら最高ですね

相手を尊重する人・・・出会ってみたいものですね

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